高齢者虐待と介護について

高齢者虐待について本気で考える会

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高齢者虐待の理由

介護者が高齢者を虐待する理由として、


・介護によって生じたストレスの発散。
・認知症の高齢者に対する行過ぎたしつけ


などが、挙げられます。


まず、介護によって生じたストレスは、高齢者のおむつ交換をして尿や便に接することで激しい生理的嫌悪に襲われる。認知症の高齢者が、徘徊(出かけたまま行方不明になる)、異食(プラスチックなど人間が食べられない物を口に入れようとする行為)等、わたしたちの常識では考えられない行動を、頻繁に繰り返す。
といった、相当激しいストレス状態に介護者が置かれ、そのはけ口を介護者は高齢者に対する身体的な暴行や、精神的な嫌がらせに求めてしまうのです。


高齢者虐待と同様の心理状態によって発生する、学校でのいじめをでは、いじめの被害者の精神的ケアを目的として、近年スクールカウンセラーが、非常勤で各学校に配置されています。
また、大人の世界で行われる職場のいじめに対しても、大きな会社では産業カウンセラーが常設されているところもあります。
それと同様に、介護者の精神的なケアを目的とした、新たな取り組みが、一部の有識者の間で議論されつつあるようです。


次に、介護者による認知症の高齢者への行過ぎたしつけですが、これは以前、徘徊壁のある母親を息子が、首輪とロープで固定して会社に出かけたところ、家が火災で全焼。母親は体がロープで固定されていたため、逃げ切れずに焼死してしまった、痛ましい事件がありました。
これは、極端な例ですが常識の通用しない、認知症の高齢者に対しては、介護者が行き過ぎたしつけを、行いすぎることがあるようです。
それを、第三者の視点から観察すると、「虐待」として映るのだと思われます。


施設介護においても、問題行動の見られる利用者への接し方に、頭を悩ませています。
ある介護施設では、一日中施設の中を歩き回り、他の利用者に暴行を加える。施設の備品を壊すなど、問題行動の見られた女性利用者を、介護職員が部屋に施錠して閉じ込めたところ、行き過ぎた対策であるとのことで施設の責任者より、その女性利用者に対する接し方を見直すよう、部屋へ施錠した介護職員に勧告がきたそうです。


そのように、高齢者虐待の理由として、


・介護者によるストレスの発散
・介護者による、認知症高齢者への行き過ぎたしつけ


などがあります。

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